2008年04月11日

題詠blog2008感想017:頭

TB124まで。「頭ではわかっている」というまるで呪文のような言葉が多かったですねえ。有名な呪文はすでに効力が失せてしまっているので、使うときは気をつけないといけない、とこれは自戒の意を込めて。

此花壱悟 (此花帖)
つれづれに竜頭をまわしつづけている別に時間は壊れないから

何だか妙に気になったのでした。

こはく (プラシーボ)
弓なりになれば青空うつくしい頭蓋骨持つあなたがいない

一度気になるとそれ以降もなぜか目が行く、という方が何人もいらっしゃいます。あえて抗うこともないとは思いつつ……。

ちりピ (Die Füchse brauen)
たそがれの金の頭の影踏みで戻ってこない鬼の子だぁれ

ほんの少しの謎が。

ezmi (語りえぬことを。)
「石ですか?」「いえ頭です」「ではそこに落ちているのは」「あれは星です」

会話がうまくはまっていると非常にステキですねやっぱり。

幸くみこ (わらびもち食べたい)
地下鉄の始発電車の先頭で東京に今日をねじ込んでいく

力強い歌もいいですね。

田丸まひる (ほおずり練習帳。)
花疲れ 頭痛とかたい腕まくらだけを四月の収穫にする

だけ、と限られるとつい。

今回から短くても選んだ全部の歌にコメントを書くことにしました。
posted by やましろひでゆき at 10:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 短歌鑑賞(題詠blog2008) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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