2008年11月13日

五首選会参加

題詠マラソン2008に参加された中村成志さんの「はいほー通信 短歌編」http://blog.goo.ne.jp/0323_2006/ではじまった「五首選会」にすべりこみで参加することにしました。

自選5首

1「おはよう」
おはようからおやすみまでに口を出すあの百獣の王を何とかしたい

今回久々にマラソンに参加するにあたって、自分に課した縛りは「お題を冒頭に持ってくること」でした。「@」とか「%」とか非常に大変なお題はあったものの、この「おはよう」ではまだまだ意気軒昂だったことを覚えています。

33「すいか」
すいかするかがみにむかってすいかするおまえはだれだおまえはだれだ

全部平仮名の歌はもうひとつあって、その字面が非常に我ながら面白いな(内容ではなく^^;)と思ったのですが、まあそれだけのことだったような気がします。

83「名古屋」
名古屋式バックドロップ炸裂しあえなくマットに沈むわが父

これはもう、「名古屋式バックドロップ」という言葉を搾り出してきたことを自分で褒めてやりたい、と。こういう、追い詰められたときに出てくるなんだか意図しようとして出来ないナニモノカが非常に好きなんですね。ただ、後半が普通。

86「恵」
恵方巻き途中で帯を解かれては回転しつつ食べ終える人

こちらは絵が馬鹿馬鹿しいな、と。ちょうど3月だったし。本当にそれだけです。短歌を何だと思っているのでしょうかw

100「おやすみ」
おやすみを何万回もいってきた夜毎日毎に生まれ変わるために

ああ、綺麗に着地しようとしているな、といういやらしさがにじみ出ている歌ですね。色々と小細工はしつつも、結局一本筋の通ったことが出来なかったのが一番の反省点でした。

今のところお題をいただかないとなかなか31文字を紡ぐことができないので、来年もし題詠マラソンが開催されて参加することになったら、お題だけ(自分で作った縛りなし)で走りきれるようにがんばってみたいと思います。
posted by やましろひでゆき at 17:19| Comment(31) | TrackBack(0) | 短歌鑑賞(題詠blog2008) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
好きな歌五首

016:%
%(パーセント)の文字0分の0に見えそれはゼロなの?それとも無限大?
025:あられ
あられなき姿になった方が勝つそんな試合はもうやめようボクら
037:V
Vの字に上がった足がゆっくりとMに移行す長い春の夜
045:楽譜
楽譜など読めないけれど音の色はきれいに見えると微笑む岳父
063:スリッパ
スリッパを忘れてきたのでもう一度ウチに帰ると裸足の少女

好きな歌を選んでみました。
「お題を常に一首の先頭に置く」という縛りを100首貫徹されたことに、まず敬意を表します。
やましろさんのお歌は、とてもアクティブですね。
常に相手の陣地に攻め込んでいく、ボクシングで言えばインファイターのような。
そんな心持ちを最近忘れているなあ、と少し反省しました。
Posted by 中村成志 at 2008年11月14日 19:01
(裏)食べる歌五首

008:守
守護神はお前と指差すその指をまるごとくわえてみたい夜だよ
019:豆腐
豆腐ハンバーグを作り黙々と親のかたきのように平らげる
047:ひまわり
ひまわりの種食べながら君の声鸚鵡になって繰り返してみる
067:葱
葱畑耕す人は去年から影がうっすらしてきた頃合
086:恵
恵方巻き途中で帯を解かれては回転しつつ食べ終える人

拙ブログで「斎藤茂吉料理歌集」なるものを更新していまして、その勢いで(中村が)食欲を感じるお歌を選んでみました。
食べるお歌も「攻め」の姿勢ですね。常に能動的に動いていく。
アクティブなおいしさ、というものは確かに存在します。
Posted by 中村成志 at 2008年11月14日 19:01
027:消毒
消毒の好きなあいつと会うごとにどんどん汚くなっていくオレ
028:供
供花探し疲れてなおも歩いている墓など持たぬあの人のため
042:鱗
「鱗姫」の奥付のそばに書き込まれた小さくかすれたSOSの文字
045:楽譜
楽譜など読めないけれど音の色はきれいに見えると微笑む岳父
088:錯
錯覚ですでに何日目になるかエッシャーの絵に似た祖父の点滴

こんばんは、五首選でおじゃまします。
よろしくおねがいします。

「消毒」の歌。きっとほんとは汚くなっていないのに、「オレ」自身が汚くなっていると感じているのではないかと思いました。
「供」の歌では、歩くこと自体が「あの人」の供養のようです。
「鱗姫」は嶽本野ばらさんですね、読んでいませんが。下妻物語は読みましたが、映画の方が純度が高いように感じました。ってあんまり関係ない話でした、すみません。
「楽譜」の歌の岳父は、すてきなひとだなあと思いました。
「錯」の歌は、すこしかなしいです。
Posted by やすまる at 2008年11月14日 23:07
5首選「コミカル」

豆腐ハンバーグを作り黙々と親のかたきのように平らげる

乾燥に強い種だからとだまされていやだまされたふりで受け取る

悩ましき課題を前に親指の爪をかみつつステップを踏む

パジャマだけ豊富に持っている彼は引きこもりだが毎日着替える

可憐という源氏名だとは知らなんだ何故か途端に足が遠のく

面白い作品が多く、迷ってしまいました。
軽々と書かれているような情景が、どこかしら滑稽さが含まれていて、楽しかったです。
場面がパチンと想像でき、さらにその世界にシュールな笑いがあると言いましょうか。
そのコミカルさに、作者のセンスを感じました。

「爪をかみつつステップを踏む」は、悩ましいはずなのに、ステップかい!とツッコミです。
パジャマの作品もすごく面白かったです。

「存在の耐えられない軽さ」もとても良かったのですが、予約が百人はやりすぎな感じがしました。
5人くらいだったら迷わず選んでたかなと思います。
とか言ってる時点で、すでにやましろさんの世界に取り込まれている気がします。
Posted by 花夢 at 2008年11月15日 00:02
五首選「思わず笑った」

014:泉湧くように世界に人々が溢れ先頭には泉ピン子

033:すいかするかがみにむかってすいかするおまえはだれだおまえはだれだ

057:パジャマだけ豊富に持っている彼は引きこもりだが毎日着替える

083:名古屋式バックドロップ炸裂しあえなくマットに沈むわが父

093:周波数合わせてみようとこめかみのツマミをひねる電波なナンパ

百首通して拝見させていただいて、独特のユーモアを感じました。
「名古屋」は自選されていましたが、その強引さが私は好きです(笑)。
「すいか」の歌の「かがみ」は、某アニメのあのキャラでも面白そうですね(もちろん言うのはこなたで‥‥ってわからなかったらすみません)。
「パジャマ」の歌は妙なリアリティも感じます。

題詠とは関係ありませんが、やましろさんは夜はぷちぷちケータイ短歌にも投稿されているんですね。
頻繁に選ばれていて、毎週選外ばかりの私としては羨ましい限りです(^_^;;)。
Posted by 桶田 沙美 at 2008年11月15日 21:24
はじめましてです。猫です。



『シニカルな笑みのうた』

014泉湧くように世界に人々が溢れ先頭には泉ピン子

018集団が苦手だと意気投合してたちまち作る苦手な集団

022低いのは体温だけではないのです血圧も背も自給も鼻も

057パジャマだけ豊富に持っている彼は引きこもりだが毎日着替える

076ジャンプしてみ?優しく諭す怖い人じゃらじゃらポケットの古銭が歌う


実は、やましろさんのブログには今年の題詠ブログが始まってからずっとブクマして来てました・・・ストーカーでごめんなさい。

5首選は読んでぱっと情景が浮かぶ奴を出してみました、
想像して、思わずくすっと笑ってしまう
やましろさんのうたが大好きです。
これからもぼちぼちお邪魔してます。
では。
Posted by at 2008年11月15日 21:54
お気楽五首選  へんてこな普通の人たち

004 塩沢トキのような頭にしたいという母を説得する雛の夜
057 パジャマだけ豊富に持っている彼は引きこもりだが毎日着替える
075 量産型ザクがいいのとキラキラと目を輝かせ夢見る乙女
077 横のもの縦にもしないが裏返すくらいのことはしてみるかもね
087 天使税申告期限ギリギリに役所に駆け込むボクに黒い尻尾

 初めまして、お気楽堂です、よろしくお願いします。
 俳句の入り口では廣島屋さんのお名前は知っており、笹短歌ブログでやましろさんのお名前も拝見しており、この度、こちらのブログのアドレスを見て「あっ!」と気がつきました^^;(遅いっ
 やましろさんの歌は地に足がついているというか、人間が生きていると感じました。そしてやや天邪鬼っぽい。
 好きな歌が多くて絞るのに苦労しましたが、今回はタイトルにつけたようにちょっとヘン?な人の歌(すいません^^;)を五ついただきました。塩沢トキにしたがる母が特に好み。この際十二単で飾ってあげてください。それと、「天使税」ってステキ。鑑賞をしていて、自分では到底思いも付かない素敵な言葉に出会うと「儲けっ!」という気持ちになります。
 緑魔子と石橋蓮司、ベーゴマ、名古屋式バックドロップの父はしぶしぶ次点としました^^;
Posted by お気楽堂 at 2008年11月16日 03:17
>中村成志さま

まずは、「5首選会」という催しに参加させていただいたことを感謝します。こういうことでもないと他のランナーの方の歌をまとめて読むこともなかったと思います(お題ごとには読んでいるのですが、お一人の歌をいっぺんにまとめて……となるとなかなか。それで印象も変りますし)。

縛りについては、途中でかなり苦しみました。でもそれは縛り自体がどう、というより、短歌というものをかなり甘く見ていた自分に対する後悔の念からくるものだったのかもしれません。

>常に相手の陣地に攻め込んでいく、ボクシングで言えばインファイターのような。

技術もなくやみくもに手を振り回しながら相手の間合いに入っていくような不器用な走りだったような気がしますw

「斎藤茂吉料理歌集」、非常に興味深いです。ゆっくり読ませていただきます。

ありがとうございました。
Posted by やましろひでゆき at 2008年11月16日 12:43
>やすまるさん

5首選ありがとうございます。「供」の歌は割りと気に入っています。あと、今回気がついたのは、血縁関係の人々をよく歌にひっぱりだしているなあ、と思ったのでした。何だか苦し紛れ、な感じもしますw
Posted by やましろひでゆき at 2008年11月16日 12:54
>花夢さん

>場面がパチンと想像でき、さらにその世界にシュールな笑いがあると言いましょうか。

自分が理屈っぽい人間のせいか、どうも理屈で割り切れないものに惹かれていく傾向があるようです。あとは万策つきて(でもないけれどw)笑いに逃げる、という最後の手^^;なおかつ、逃げたはずのその笑いが一番ダメだったりするところが救いようのなさを洗わしていると思います。

ありがとうございました。
Posted by やましろひでゆき at 2008年11月16日 12:57
>桶田沙美さん
5首選ありがとうございます。何しろ「走るぞ!」という初期衝動のみを頼りに100首走りきったので、落ち着いて振り返ればあちらこちらに自分の屍がたおれているようでどうも目を覆いたくなるような気持ちです。面白いことを書いたりいったりするのが夢なので、日日精進しなければいけないと思っています。

夜はぷちぷち、今の番組になってから(だから今年春から?ですかね)コンスタントに投稿するようになりました。どうも「ケータイ」といういいっぷりが好きではないのですが、芸風とは違って意外に素直なだいたさんに好印象です(歌をとっていただいたせいもありますがw)。

でもなかなか番組で読んでもらうのは大変ですね。お題によってそれほど数詠めないときもあって、そんなときはひっそりとHPで当落の確認をしているワタクシです。お互いがんばりましょうね♪
Posted by やましろひでゆき at 2008年11月16日 13:05
>猫さん

ブックマークしていただいてたのですか!畏れ多いです。ボクなんかでよければどんどんストーキングしてくださいw

あー、でも更新にムラがありすぎですね。マラソンの感想が途中でとまっているので、がんばりたいと思います。

5首選、ありがとうございました。
Posted by やましろひでゆき at 2008年11月16日 13:07
>お気楽堂さん

>俳句の入り口

……どこでしょうか?どちらかのしりとり掲示板で、ですか?実社会での世間の狭さは日日実感していますが、短歌(と俳句)の世界でも感じることになりそうですねw

>そしてやや天邪鬼っぽい。

素直じゃないのですよねえ。も少し素直ならいくつになっても可愛いと人に愛されるのに……と恨めしく思うことが多いです。また、「地に足がついている」のはいいのですが、「足しかついてない」(魂はふらふらしている)のが困りモノです。まだ小学生ですね、考え方の基本は^^;

名古屋式バックドロップは自選したのですが、たぶん一番好きな歌です(前半に限りますがw)。

5首選、ありがとうございました。
Posted by やましろひでゆき at 2008年11月16日 13:13
やましろひでゆき様、はじめまして。藻上旅人といいます。コメントありがとうございます。
自分なりに5首選ばせて頂きました。
005放送部の歴代部長の故意のミス全校生徒が聞く「告白中」
  少し違うけれど、冬のソナタ思い出しちゃいました
017頭蓋骨の音聴くために頭突きする大木金太郎対ボボ・ブラジル
  その頃、一番のあこがれ技は頭突きでした
052考えることなど何もないだろと熟考してきた赤い目でいう
  ニヒルに過ごしたかった10代があります
068踊らずにいられないから踊る君それを見ずにはいられないボク
  トニオ・クレーゲルは僕でした
100おやすみを何万回もいってきた夜毎日毎に生まれ変わるために
  縋ってましたね、その頃は
人のお歌なのに、すみません。
「僕の青春」ということで、お歌集めさせて頂きました。
Posted by 藻上旅人 at 2008年11月16日 20:04
こんばんは。遅くなりましたが五首選のコメントにお邪魔しました。

001 おはようからおやすみまでに口を出すあの百獣の王を何とかしたい
040 粘菌の標本の山積み上げてからりと笑う米寿の祖母よ
053 キヨスクとドンキの袋を見比べて迷った末に二重にして使う
058 帽子屋の夫婦の家は学校の裏にしっかり隠してあるよ
061 @と全角で全力でいれてみる無理矢理君に伝える気迫

まず、「おはよう」がすごくおもしろかったです。「ライオン」だと字数ぴったりなのにあえて「百獣の王」としたセンスがすてき。
一発目でこれだけおもしろいと、あとのハードルが上がりますね(笑)でもユニークな切り口の作品がたくさんありました。
053と061は無駄な力が入っているのがかわいく、米寿の祖母はかっこいいです。
隠されている帽子屋夫婦の家は、なぞだけど魅力的でした。

また笹師範のところなどで作品を拝見するのを楽しみにしてます☆よろしくお願いします。
Posted by すぎな at 2008年11月17日 00:43
はじめましてまして。
遅くなってしまいました。
よろしくお願いします。

008:守 
守護神はお前と指差すその指をまるごとくわえてみたい夜だよ
027:消毒
消毒の好きなあいつと会うごとにどんどん汚くなっていくオレ
033:すいか
すいかするかがみにむかってすいかするおまえはだれだおまえはだれだ
058:帽
帽子屋の夫婦の家は学校の裏にしっかり隠してあるよ
083:名古屋
名古屋式バックドロップ炸裂しあえなくマットに沈むわが父

「帽」と「名古屋」のお歌が特に大好きです。
帽子屋の夫婦はどうして隠されてしまったのでしょう…気になります。
夫婦が隠されてからの帽子屋がどうなっているのかはもっと気になります。
そして、名古屋式バックドロップ。
試しに他の地名もいろいろ組み合わせてみましたが、しっくりくるのは名古屋だけでした。
スゴイですね。本当にお見事です。
Posted by 蓮池尚秋 at 2008年11月17日 04:20
五首選「不吉な予兆」


011除外される前に大声張り上げて「列外へ列外へ!さあ列外へ!」
028供花探し疲れてなおも歩いている墓など持たぬあの人のため
042「鱗姫」の奥付のそばに書き込まれた小さくかすれたSOSの文字
049礼服の中身とともにくたびれて不吉な黒に包まれている
086恵方巻き途中で帯を解かれては回転しつつ食べ終える人

五首選でおじゃまします。
すごーく遅くなりましたけどすべりこみOKでしょうか?
私の選んだ歌は何となく不吉な予感がするような歌になりました。
他にも気になる歌はたくさんありましたが、あえてほの怖いような
歌を選ばせていただきました。
やましろさんの感覚が面白くて、ああ〜、こんな風にも詠めるんだぁと
驚きとともに鑑賞させていただきました♪
Posted by ほたる at 2008年11月17日 04:46
11月16日が終わりましたので、五首選会を(一応)終了いたします。
拙ブログにてお礼の言葉などを載せておりますので、どうぞお越し下さい。
Posted by 中村成志 at 2008年11月17日 07:44
>藻上旅人さん
コメントありがとうございます。

>「僕の青春」ということで、お歌集めさせて頂きました。

気がつかないうちに「青春」という遠い記憶の彼方にあるようなことを詠んでしまっている自分にビックリしました^^;
Posted by やましろひでゆき at 2008年11月17日 17:49
>すぎなさん

やはり初期衝動は偉大だと思います。けなげ、というか。だからこその「おはよう」の妙なテンションだったのではないか、とw

コメントありがとうございます。
Posted by やましろひでゆき at 2008年11月17日 17:51
>蓮池尚秋さん

名古屋は自分でも気に入っております。それを褒めていただくのは本当に嬉しいです。ただ、自選でも書きましたが、問題は「名古屋式バックドロップ」を受けた後半なのですねえ……難しいです。

コメントありがとうございます。
Posted by やましろひでゆき at 2008年11月17日 17:53
>ほたるさん

個人的に暗いのとか怖いのとか汚い(ココロの方が)のとか嫌いじゃない(や、大好き^^;)なのです。が、今回はどうもそっち方面はブレーキを軽くかけているような気がします。何だか妙に良識の人ぶっているような自分がちょっとヤですw

コメントありがとうございました。
Posted by at 2008年11月17日 17:56
はじめまして。
既に五首選会は一旦終了しておりますが
遅れ馳せながら選歌に来ました。よろしくお願いします。

五首選「やましろワールド」
035過去のない男を気取るわれらこそいわずとしれた鳥頭隊
042「鱗姫」の奥付のそばに書き込まれた小さくかすれたSOSの文字
066ひとりごとひとごとのよにくっちゃべるひごとよごとのよまいごとなり
092生い立ちをアリアに乗せて高らかに新宿区中央公園で謳え
096複数の彼や彼女と複雑に絡み合いつつ今日も生きるぞっ

独特の世界観が癖になりそうです(笑)
発想がユニークで、僕も見習いたいと思いました。
頭に必ずお題を持ってくるのはかなりしんどかったのではないでしょうか?やり遂げた根性と熱意に敬服します。
Posted by イツキ at 2008年11月18日 18:38
五首選「シニカル」
016%(パーセント)の文字0分の0に見えそれはゼロなの?それとも無限大?
018集団が苦手だと意気投合してたちまち作る苦手な集団
025あられなき姿になった方が勝つそんな試合はもうやめようボクら
027消毒の好きなあいつと会うごとにどんどん汚くなっていくオレ
038有象無象のやつばらにまじり声あげる異端のつもり孤高のつもり

こんばんは、お邪魔します。遅れ馳せながら選歌にまいりました。よろしくお願いいたします。

ユニークさとシニカルさを備えた目線が楽しいだけじゃなく、ぴりりと辛い感じで読んでいて楽しいですね。
お題を必ず最初に持ってくるのは大変だったんじゃないでしょうか。お疲れ様でした。
Posted by 夏端月 at 2008年11月18日 20:55
>イツキさん

や、自分でも無茶な縛りをつけたもんだと思いましたが、まさに「根性」で走りぬきました。それも、間をあけると絶対に完走できそうになかったので、全速力でw

コメントありがとうございました。
Posted by やましろひでゆき at 2008年11月19日 18:13
>夏端月さん

シニカル、かもしれません。ただ、隠し切れないマジメさがw時々出てくるのがどうも中途半端でいかんなあ、といつも思います。シニカルに徹し切れれば格好いいのに^^;

そうそう、先日の「夜はぷちぷち」選ばれてましたね。それも選者全員というのが素晴らしい!これからもお互いにがんばりましょう♪

コメントありがとうございます。
Posted by やましろひでゆき at 2008年11月19日 18:16
五首選 「あえての無題」

007壁塗りに命をかける父がいて壁紙はがす母はすでになし
008守護神はお前と指差すその指をまるごとくわえてみたい夜だよ
030湯気の波線を頭上に描いてやる怒った顔がわかりにくいから
045楽譜など読めないけれど音の色はきれいに見えると微笑む岳父
077横のもの縦にもしないが裏返すくらいのことはしてみるかもね

こんにちは。遅くなりましたが五首選させていただきました。
独特な切り口を持ってらっしゃって、面白いなぁと思いながら読んでいると、ふと立ち止まりたくなるようなお歌もあって。なんだか贅沢な気分になりました。
選んだ五首もほんとうに様々なお歌で、とても題名がつけられませんでした。
きっと色んな方向にアンテナが伸びてらっしゃる方なんだろうなぁと思いました。

髪の毛も手も足も全部伸ばしてみたら、

意外といろんなものに手が届いて、

なんだ、まだ歩けるじゃん、て思った。
Posted by みち。 at 2008年11月20日 16:42
>みち。さん
アンテナ……どこか一方向に集中できればいいのですが……子供のころから落ち着きが無い、という評価だったので、これはもう治らないのかもしれませんw

コメントありがとうございました♪
Posted by やましろひでゆき at 2008年11月20日 22:51
やましろひでゆきさんの五首 「∞」

おやすみを何万回もいってきた夜毎日毎に生まれ変わるために

考えることなど何もないだろと熟考してきた赤い目でいう

複数の彼や彼女と複雑に絡み合いつつ今日も生きるぞっ

@と全角で全力でいれてみる無理矢理君に伝える気迫

%(パーセント)の文字0分の0に見えそれはゼロなの?それとも無限大?


 たくさんの言の葉の中から、心に入ってきたお歌を集めました。
 お題を1番最初に詠みこみながらの100首、こういう取り組み方
もありなのですね。読むだけなら面白いけれど、詠むのは難しそう
という感じがします。

 100首の中には 「?」な単語がたくさん登場していたので、理
解できずに外してしまったものが多くて(解説が欲しい!)、本当に
ごめんなさいって気持ちの中、五首を選びました。

 集めたお歌の順番を入れかえたりしながら(もしかしてご法度?)
私の中に「やましろひでゆきさんの世界」を創り上げてみました。

 最後の問いに対する私の答えが、五首選のテーマになりました。
 いかがでしょうか?

 だいぶ遅くなってしまいましたが、こうしてお邪魔することが
できました。

 やましろひでゆきさん、ありがとうございました。
Posted by さくら♪ at 2008年11月24日 22:46
>さくら♪さん
コメントありがとうございます。

意味よりはリズムをとった結果意味不明になった歌が多々あるのは一番の反省材料です(おまけに重視したはずのリズムが結局ボロボロになってたりしてww目も当てられません)。解説をすればボロがでるので^^;あえて解説は遠慮させていただきますがwもっともっと素直に詠みたいというのが次回への抱負です。
Posted by やましろひでゆき at 2008年11月26日 22:58
やましろ様、こんにちは。小早川忠義です。五首選に今年から自身も参加しております。こちらからも遅ればせながら鑑賞をしていきたいと思います。

自分が参加をして詠おうかと思った辺りでやましろさんは既に完走してらしていたような記憶が。バイタリティと脳の体力を人並み以上に兼ね備えている方であること、改めて思いました次第。

五首選「異端のつもり」

会話してセックスをして会話してまたセックスをする恋人ぼくら

有象無象のやつばらにまじり声あげる異端のつもり孤高のつもり

「熊祭(イヨマンテ)の夜」がなりたて宴会場あとにしたまま消え去りし友は

呼吸法勉強しているお隣の老夫婦励む夜の営み

おやすみを何万回もいってきた夜毎日毎に生まれ変わるために

セックスの歌を2首取ったのは偶然なのですが、一句目にとった歌が作者のそれに対する価値観を如実に表しているようで興味深かったのです。ともすれば「定型」という箱からはみ出してしまいがちな語彙の持ち主がセックスを語ると、他に興味深い内容のものが沢山あってそんなものはこんなもので三の次、四の次の下にもなりゃしない、と斜に構えている姿勢が見えてくるのです。それで、選から漏れましたがこんな歌も。

低いのは体温だけではないのです血圧も背も自給も鼻も

コンプレックスは時に自らの才を磨く道具にもなり得る、とも言えそうです。

「イヨマンテの夜」の歌では恐らく、と申しますが「ワハハ本舗」の梅垣氏の芸を思い浮かべましたが、あれがお蔵入りになっているのは致し方ないというべきか。

真向法じゃなくてラマーズ法だったのかよ!と突っ込みを入れたくなった歌。最初からオチが決まっているギャグの歌よりこんな詠い方に自分は惹かれました。

やましろさん、蛇足ながら「別便」で追々ご挨拶させていただきますのでその節はよろしくお願いします。
Posted by 小早川忠義(仮名) at 2008年12月05日 16:15
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